メトロバンクーバーの公共交通機関トランスリンク Translink は、2015年10月5日以降、利用距離で料金の異なるゾーン制を廃止し、暫定的にバス運賃を一律2.75ドルにすると発表しました。

 

 

ただし、スカイトレインやカナダライン、シーバス、ウェストコースト・エクスプレスは適用外で、ゾーン制のままとなります。

 



 

現在、23の市町村で構成する地方行政区メトロバンクーバーの交通システムは、3つのゾーンに分かれています。ひとつのゾーン内で移動する場合は2.75ドル、隣のゾーンで下車する場合は4ドル、その先のゾーンで降りる場合は5.50ドルと運賃が上がりますが、平日の午後6時30分以降と土曜・日曜・祝日は全区間2.75ドルで利用できます。

 

 

トランスリンクは2013年春に、プリペイド式ICカード乗車券コンパスカード Compass Card を導入する予定でしたが、3つのゾーン制に加え、バスやシーバス、スカイトレイン、カナラダイン、ウェストコースト・エクスプレスなどの路線が複雑に絡み合うため、システム構築のテスト期間が長引き、CEOの辞任など責任問題にまで発展していました。

 

 

9月からは、コンパスカードの販売機が増え、1日乗車券や回数券、定期券も徐々に切り替えられる予定です。現在の回数券フェアセーバーチケットは、2016年春には姿を消すことになります。